インタビュー【おばけのろうちょん/熱中症リリース】
EP初リリースについて
インタビュアー :今回、ついにOver Key Knows Roach On(おばけのろうちょん)としてまとまった音源をリリースしました。今の心境を教えてください。
初見ろうちょん(Dr.):そうだな。まったくの冷静ってわけにはいかない。控えめにいっても興奮している。
東海林ろうちょん(Bass):俺はまったく逆で、肩の力が抜けてLoosen Up*1さ。
遠藤ろうちょん(Key./Vo.):新元号のようだぜ。
Over Key Knows Roach On/Heatstroke EP
インタビュアー: 私が知っているOver Key Knows Roach On(おばけのろうちょん)は割とエレクトロ寄りのサウンドだったですが、この音源では三人でやっていることもあると思いますが、シンプルなバンドサウンドになっています。この辺りを少し教えてください。
東海林ろうちょん(Bass):エレクトロニクスからの影響はこの音源にもしっかり入っているんだ。ただ、より集中した空間に音を詰め込んだことでエレクトロニクスとしての風合いがひっそりと身を隠したって具合なんじゃないかな。
遠藤ろうちょん(Key./Vo.):サンプルじゃないぜシンプルだぜ。
インタビュアー:今回のアルバムでこだわった点はありますか。
初見ろうちょん(Dr.):最近のEDMだったり、Bot 、AIなんかの手の混んだ手法を取り入れないようにしたんだ。マイクでぱっと撮って混ぜるだけさ。
東海林ろうちょん(Bass): Easy Come Easy Go*2ってわけだ。
インタビュアー:では、それぞれの曲についてのコメントをお願いします。
全員:OK牧場!!
「熱中症」
初見ろうちょん(Dr.):この曲は俺ら流のサイケデリックソングさ。薬物も平和もないけどね。でも感じることができるだろ親父達の世代のなつかしい感覚を。
東海林ろうちょん(Bass): 一曲目ということでガツンと行くと思うじゃないか。いや、それもいいと思ったんだけど、このEPは夏がテーマなんだ。すべてが溶けてしまったイメージを初っ端にもってきたかったんだよ。
遠藤ろうちょん(Key./Vo.):熱海中学出身じゃないぜ。
「猫兄弟」
東海林ろうちょん(Bass):サイゴンのレストラン*3で演奏したのが最初だったかな。この曲は。
初見ろうちょん(Dr.): そう、俺たちがサイゴンに行ったのは2010年だった。前日に練習してすぐライブ演奏したんだった。サイゴンのオーディエンスはクレイジーだったね。
東海林ろうちょん(Bass):それからずっと演奏しつづけてる曲だから、目を瞑っても演奏できるってわけさ。
遠藤ろうちょん(Key./Vo.): キャッツアイじゃないぜ。
Over Key Knows Roach On/20100710/Cat Brothers
「バリケード」
東海林ろうちょん(Bass):なんかジャズをやってみたくってさ、ネットの解説を見て作ったんだよ。まったくの教科書通りだ。
初見ろうちょん(Dr.):だけど、この曲を誰に聞かせてもジャズって分かってくれないんだ。まあ、学校に教科書なんて持っていったこともなかったくらいだからな。真面目なことをすると裏目にでるってことだな。
遠藤ろうちょん(Key./Vo.):見てみるかい、(ラーメンの替え玉無料券をポケットから取り出す)
遠藤ろうちょん(Key./Vo.):バリカタだぜ。
「ロボット警察2118」
初見ろうちょん(Dr.):この曲を「ロックとダンスの融合」と呼ぶやつはいないだろうな。これはダンスなんかジャねえ、ファミコンだ。バンド版ファミコンカセットなんだ。
東海林ろうちょん(Bass):それは、どうかな。サンバでいいんじゃないかな。未来っぽいサンバ*4だよ。
遠藤ろうちょん(Key./Vo.):「ロボットの警察」といっても、コップ*5じゃないぜ。
インタビュアー:なるほど。色んな聞き方ができそうですね。
「地獄に落ちないように」
初見ろうちょん(Dr.):ファック、地獄に落ちたくねぇ。という僕たちのパンクマインドが詰まった曲だ。
東海林ろうちょん(Bass):閻魔様許してくれってね。
初見ろうちょん(Dr.): EPをここまで聞いてくれたリスナーへの最後のご褒美だよ、地獄には落ちない。約束する。
遠藤ろうちょん(Key./Vo.):ソルジャーじゃないぜ
東海林ろうちょん(Bass):Miles Away*6だぜ。
初見ろうちょん(Dr.):ルンバだぜ。
今後の活動
インタビュアー:最後に一言お願いします。
遠藤ろうちょん(Key./Vo.):これからのライブで、この音源の音は全部聞けるからぜひ予習しておいてくれ。
あと、次の音源も考えているよ。:今回はちょっとキレイにまとめ過ぎちゃったので、次回はもっと汚くHungry*7な感じでいくよ。
初見ろうちょん(Dr.):ルンバだぜ。
東海林ろうちょん(Bass):ガンバだぜ。
おばけのろうちょん/熱中症(Over Key knows Roach On/Heatstroke EP)は2019/05/12リリース、視聴/ダウンロード/購入は以下のBandcampから是非お願いします!!
*1:NYのハードロックバンドWingerの1990年の2ndアルバム"In the Heart of the Young"の2曲目
*2:NYのハードロックバンドWingerの1990年の2ndアルバム"In the Heart of the Young"の4曲目(全米41位)
*3:ホーチミン市は74Hai Bà Trưngのアヘン工場跡地にあったレストラン・バー
*5:1987年『ロボコップ』ポール・バーホーベン監督
*6:NYのハードロックバンドWingerの1990年の2ndアルバム"In the Heart of the Young"の3曲目(全米12位)
*7:NYのハードロックバンドWingerの1988年の1stアルバム"Winger"の2曲目(全米85位)
関東の山と自分、春を前に。
ちょこちょこ山に登っている。2018年は1月に立て続けに登り、春に一回、夏に一回、12月に一回といった緩いペースだ。2019年は3月時点で1月に一回、2月に一回だ。複数人で行くことが半分、一人で行くのが半分。
計画を立てる時がまず楽しい。グーグル・マップを立ち上げ、航空写真モードにして、関東平野の都市部と緑色の山間部の境界に目を通して行く。この時点ではテンションは高くはないのだが、ここがキモだと思っている。関東平野の「山と都市」の境界線を見ていくと「〜山」と名前のついたマークが現れる。なにかピンと引っかかる。あとは、この山の情報をヤマレコだったりヤマケイだったりでレベルの低い山かつ人気の無い山であることを確認し、近くに伊勢崎線だったり常磐線だったり秩父線だったりが通っているか、電車が近くにないにしても、そこからバスが通っているかを確認し、最終的に直感を働かせて決定する。
山行の当日になり、山に一番近い駅に到着する。駅前は意外と都市化されている場合もあるが、大抵は駅員さんが一人、駅前にトイレが一つのスタイルの簡単な駅だ。駅から、山林に向けて歩いていく。ここでは地元の人と簡単に挨拶をしたりして危険人物でないことをアピールする。山林に入ると植林された杉、足元にはその落ち葉が堆積している。よく引っかかる罠として林業で使われる道がまっすぐ伸びているが、そちらに進むといつしか道は狭まりヤブにハマるというパターンだ。林道の脇に急登の登山道が別れているのに気が付きそちらにすすまないとならないのだ。その後はつづら折りの道で高度を上げていく、沢を脇にみながら上がっていく場合、単に植林を上がっていく場合、地面が削れてしまって崩れた斜面を手を付きながらあがっていく場合。等を繰り返すウチに尾根に到着し視界が少し開ける。体温もずいぶん上がってきているので着ている服を脱いで体温調整する。バブルの時代に買った赤いスキーセーターを脱ぎ、ワークマンで最近買った防寒シャツ一枚になるのだ。ここまでで人に合わなければそのまま下山まで人と合わない可能性は高い。ここからは植林された木と自然木が半々といったところで、山肌は岩が露出したところが多くなってき、勝手ながら自然と一体化した気分になっていく。
ここまでの記載は、いつ登った時の記憶か曖昧なまま書いているので記録的価値はなにもないのだが、このまま続ける。
木の枝につけられたピンクのリボンをたどる道と言えない道、この時点で時間は朝の10:00頃、岩場から見下ろす下界は生活を開始したなという雰囲気が伝わってくるぐらいの距離だ。このあと、斜面の木を縫うように設置されたロープを伝い最初のピークに到着しそこからは急な上り坂はすくなくなり、同時に木々に覆われ街との距離も遠くなる。鹿と林業の人々の痕跡。
11:30頃。この先の道は更に迷いやすくなるが、そのまま歩きつづければ別の町にでることができる。しかしそのルートは夕方までかかるので、今日はこのまま元の駅へ戻ることにする。食事を取るのに一時間。食事の後は行きよりも穏やかな勾配の「元々は街道だったんだろう」というある意味退屈な道を下り。家へもどる。
山に登るときは前日、当日の朝、行動中、昼食と。炭水化物をしっかり取る。一度朝飯抜きで山に行ったときに途中ヘタってしまって判断力も落ちてしまったことがあるからだ。この炭水化物をしっかり取る山行習慣のせいで山に登った日の後の週は体重が増える。これは山の後にビールで喉を潤すのも関係あるだろう。
今年もそろそろ春がやってくるが、引き続きこんな感じで週末は山に隠れに行く予定だ。
2018年に聴いた2018年
2018年1月に異様に山に登ってたので、2018に自慢できることは山に登ることがそうなるはずだったものの、なんとなくフェードアウトしてしまった。読んだ本に関しては若い頃に戻ったように音楽本だったり、反抗的な内容な本に寄っていたという特徴はあるもののまだ読書数が稼げていない。コンスタントな活動としてはDJくらいになる。定期的にDJを回すのに呼んでもらえるので有り難いものである。
普段は微妙に古いロックをかける芸風だが、たまには新譜も買う。2018年に買った新譜を数えてみたが4枚だった。以下挙げる。
左上:
右上:
U.S. Girls/In A Poem Unlimited
左下:
Angélique Kidjo/Remain in Light
右下:
2018年にやったこととしてもう一つ。バンド演奏は2018年には1回に留まってしまったが再開できたことは良かった、年末から録音は続けているので2019年前半には音源として公開したいと考えている。
ライブに向けてパクリ元ネタ【告知】
「おばけのろうちょんOver Key Knows Roach On」というバンドをやっている。
overkeyknowsroachon.bandcamp.com
自分のバンドことを説明するのが苦手なので、◯もた君の言った「ディストーションをかけたプログレ」という形容を暫くは使わせてもらおうと考えている。
と、それだけだとこれから宣伝をしようとしているのにコンテンツ力が弱いので、参考動画を貼り付けていくという構成で行こうとおもう。自分の演奏ではなくパクリ元の動画を上げていった方が雰囲気がわかるとおもうので、パクリ元動画を「今まで」と「これから」という区切りで上げて行く。もしライブにあなたが来てくれることがあったら「ああ、パクってるパクってる」と思ってくれれば幸い。
2006〜2016ソロスタイルのときのパクリ元
ベトナムでは、数個のバンドを組んでいたりもしたが、1人で活動していたときKOTOというイタリアのキーボーディストのこうキーボード弾いてぴょんこぴょんこするスタイルをパクるぐらいの気持ちでやってた。
もう一個がFad GadgetというFrank Toveyという人がやっていたバンドで。キーボードベースリフとかはかなり意識してた。
Fad Gadget - Collapsing New People - 1983
2017〜2018 これからの3人スタイルのパクリ元
最近はこんな感じ。The Screamersというキーボードパンクなんだが、「ギターがあったらいいなー」という物足りない感じ。ココらへんを意識している。
The Screamers - 122 Hours Of Fear (Live at the Target)
以降告知
最後に、8年前ホーチミンシティのアヘン工場跡にあったバーで演奏したときの画像をあげておく。今となってはメンバー3人ともこの時に比べて目方が増えている。このバーは、もう今はない。
どれがどれだかわからない
このあいだ夏だとおもったらまた夏で。冬、防寒の為に窓にプチプチを貼って断熱し、その副作用として結露した結果のカビもすっかり乾いてしまい、去年の夏から今年の夏は地続きである。
2018年中盤。
家の近所にタリーズコーヒーができた。アイスコーヒーのトールサイズが370円で タリーズカードを使うと10円割引になる。2杯目「ワンモアコーヒー」をトールサイズでオーダすると200円で、2杯で合計560円。
タリーズが近所にできる前は、近隣の駅のスタバを贔屓にしていたが、ドリップコーヒーのアイスのトールサイズで340円、(スターバックスカード使用の場合だけ使えるサービスの)ワンモアコーヒーで100円。二杯で440円。
タリーズに行くとこのこの値段の差で、スタバに比べて損したという気にもなりつつスタバの喧騒を考えるとまあ、ゆとりを買っているのだということで、納得して滞在している。
コーヒー関係で言いたいことといえば、店によって、「ドリップコーヒー」だの「レギュラーコーヒー」だの「ブレンドコーヒー」だの名称が種々あり、朝方のギアが入ってない時間帯だと。オーダーのコールがでてこず、あぅぅと一瞬間を凍った時間を作ってしまい店員さんに一瞬だが待ってもらうことになる。ま、この近辺の店員さんは年寄りの無駄かつ変化球な言葉扱いに慣れているので、こちらも悪いとは思わない。これはベローチェでの話。
どれが、どれだかわからないし、こちらもそもそもおぼえるきもない。というスタンス。
匿名性という謳い文句でハウス・ミュージックは世に存在を知らしめた、という記憶がある。そんな出自のせいだかわからないが、ハウス・ミュージックに僕は若い時分に刺激受けた音楽である一方、アーティスト名もその曲名もそれがなんだったのかも真面目におぼえることもなかった。これは、いつ頃の話かというと80年代後半〜90年代初頭だとは思うがこれも定かでない。なので今、古いテイストのハウス・ミュージックが再評価されていても、「この曲は〜の〜というところに似ている」という話もできず、イッソそんなものはしらないかのように黙している。黙しきれないからこういうふうに小出しに語ったりもする。
ここまでが僕的なリリカルさで。ここらへんから具体的にやっていきたい。文章はここまでにするが、2018年後半を具体的にやっていきたい。
ベトナムで暮らす。総括。
思い出した頃に書く記事。
丁度2016年も半分たったので総括する。ベトナムはオクラが旨い。日本のオクラに比べて、生命力にあふれている。たまに選別に間違えると筋張ったブツに当たることもあるが、全体的に満足度の高い食材だ。茹でたものをカレーに入れるか、納豆に混ぜるかがレコメンドだ。
10年前のホーチミン市を思い出す。Lê Văn Sỹ通りのアマラホテル(今のラマナホテル)側にの並びにスーパーマーケットがあった。オジサンだかオバサンの絵がパッケージの、包装を剥くと緑色の石鹸をこのスーパーマーケットで買い、身体をあらっていた。泡立ちがよかったか香りがどうだったか記憶がないが、シャワー暮らしというのは慣れないものだと思ったことは思い出す。Lê Văn Sỹ通りから中心部に向かうと市場を右手にしてThị Nghè運河にぶつかる。今は護岸工事がすっかり済んでバイクをぶっ飛ばして走れるTrường Sa通りになっているが、その当時はヘドロがなだらかに積もった川原となった臭くて暗い道だった。そのヘドロの香りが漂うネットゲーム屋で、子どもたちが遊んでいる横で、ゆっくり開くGmailをチェックしていた。そういえばLê Thánh Tôn近辺でも外国人はインターネット屋でメールチェックをしていた記憶がある。更に運河を渡り右に曲がるとKỳ Đồng通りになるが、左手にCháo Cá Lóc(雷魚粥)屋、右手にMì Hoành Thánh(ワンタン麺)の店があってよく食っていた。Mì Hoành Thánh屋は今もあるが、粥屋は今はない。ここと同じ位旨いCháo Cá Lócはないかと今も探している。
それから10年経ってThị Nghè運河の臭さは無くなったものの、街に対する新鮮なワクワク感は変わらない僕のベトナム感なのだが、一方この10年でのベトナムに於ける僕はどうなのだ。という所が総括なのだ。変わったのか変わらないのか。
今日、数時間後にタンソンニャット国際空港に向かう。ぜんぜん総括になるようなテーマも立ち上がらずこの文章も終わってしまいそうだ。
変わったか変わらないのか。変わったのだろう。10年前、そのころの痩せた体系のごとくベトナムに来た当初は弱っちかった。ゆっくりと日に照らされて、埃を吸い込み、市場(いちば)の湿気で蒸されて、サイゴンの街にフィットしたボディーになってきた。そして、なんか日々、食えてきているということにありがたいなーと。感謝というジェネラルなことばで表すのは失礼なぐらいな個別のありがたみ。
もう、最後になりそうなので、やり残したことはないかと、自分に問いかけてみる。そりゃあるでしょ。ベトナムに住んでいたというにしてはまだまだDigれてない。
では、出かける準備をする。
最後に紹介しておく。この一曲で10年間を食ってきた感もある。「この草はたべれますか」。
ミニマリストな抱負
「毎年過ぎていくのが早いな」とばかり言うのもそろそろ飽きて、計画的に生活をおくらないと何かマズイ(あっという間に終わる)という段階まで来ている。残りの人生を計画するということもそうだが、その前に今年の計画=「抱負」を立てないことには話ははじまらないのではないか。建てよう建てようとおもいつつ旧正月からも1ヶ月経ってしまった時点で無計画なのだが、「以前の自分と比較して相対的に計画的になる」ぐらいが目標の緩い計画性でいいやとも思っている。
風呂の柚子のように様々な「抱負」が浮きつ沈みつするのだが。大局的に「ミニマリスト」ブームに乗るということで決める。いらんものはドンドン捨てて、頭のなかもすっきりしようという趣旨でだ。
世ではこの「ミニマリスト」ブームの前段として断捨離ブームがあったと認識しているが、この時は抹香臭さに乗りきれないものがあった。とはいえ、先日実家に戻った際にあまりの文化資産(CD/本/VHS)の多さに辟易して、また昨今のクールなネーミングの「ミニマリスト」ブームだ。今やるしかないと、資産の廃棄、売却を始めた。
Picture of a City (islands lineup rehearsal) / King Crimson
当然のことながら片付ける”イコール”趣味の棚卸しになるわけで。結果「捨てられない」「売れない」衝動との戦いの末に過去の些細な趣味にマツワるエピソードが思い出されることになる。
紙類の山から「太陽と戦慄」期のキング・クリムゾンのメンバーの写真がでかでかと映った1992年カレンダー(たしかディスクユニオンの特典だった。既に半分カビてる。)を掘り出した。「若い時一番好きなバンドはキング・クリムゾンだった」ということを思い出し、次に「趣味のバンドで作る曲はよくキング・クリムゾンをパクってた」というところまで回想した。
キング・クリムゾンの2ndアルバム「ポセイドンの目覚め」の中の二曲目"Picture of a City"という曲がある。これをパクったことを今まで誰も指摘してくれなかったので今言うが「ごはんに溶き卵」という曲だ。原曲の複雑な所とインプロを全て取り払った「ミニマリスト」な構成にしてしまったのが、誰も気がついてくれない所以なのだが、ひっそりとここにパクったことを宣言します。因みに自己満足で曲の詳細を説明させていただくが、歌詞は「ごはんに溶き卵。かけて食べる」をリフレインすることに終始し、途中ドラムが4/4拍子をキープしながらリフは5/4拍子+5/4拍子+6/4拍子にするというリーズナブルにプログレッシブを志向した曲だった。
さて、早々に思考の「ミニマリスト」化は失敗しているように見えるが。物理的にはほんと、キング・クリムゾンのCD以外はナルベク処分して行きたいとは思ってる。今年も残り9ヶ月宜しくお願いします。
In the Wake of Poseidon: 30th Anniversary Edition
- アーティスト: King Crimson
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ミュージック・マガジン 1981年11月号 ミニマル音楽/五木寛之×内田裕也
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